いち丸

図の研究。アート。ドイツ生活。飴細工。
<< 本日の絵 | main | ポートフォリオ教室 >>
寿司屋の仙人の今日の作品
0
    日本の誇る版画といえば、浮世絵と魚拓である。

    魚拓は、てっきり中国から来たのかと思っていたが、古い作品が残されているわけではないらしい。魚拓は庄内藩が発祥とされ、日本最古のものは1839年に東京都錦糸町付近で釣られたの魚拓「錦糸堀の鮒」とされている。

    考えてみると、魚は平べったくて、凹凸があって、実に版画向きである。考えた人は天才である。なんでも、菓子袋に入れて持ち帰った魚の形が菓子の色素によって袋の紙に鮮やかに移ったのにヒントを得たと書いてある。

    さて、わが寿司屋のジュンは、店の内装のために、最近ひたすら魚拓を作っている。
    何種類かの薄さの墨を用意し、立体感を出すの出そうである。頭は濃い墨で、腹は薄墨で。

    ジュンは料理の抜群な腕だけでなく、ドイツ語、英語、トルコ語を話し、さらに書道も上手く、魚にまつわる川柳を創作し、書道にしたためている。仙人のような先輩である。

    ベルリンには、日本では食べられていないめずらしい魚も入荷される。
    「オウム魚」という顔がオウムそっくりの南国の魚もとてもおいしい。

    ジュン作「スズキ」
    | 作家たち | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://blog2.1-maru.com/trackback/1170009
    トラックバック
    CALENDAR
    S M T W T F S
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031    
    << July 2018 >>
    SELECTED ENTRIES
    CATEGORIES
    ARCHIVES
    RECENT COMMENT
    モバイル
    qrcode
    LINKS
    PROFILE