いち丸

図の研究。アート。ドイツ生活。飴細工。
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科学者も芸術家もレンズを覗いた
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    JUGEMテーマ:アート・デザイン
     
    ベルリンの写真ギャラリーにて開催されている「ミクロフォトギャラリー」を見た。

    その名の通り顕微鏡写真の展示であるが、さすが科学の国ドイツ、100年の顕微鏡の歴史の発展が、写真を通して、どんなに興奮と熱狂に満ちていたかが伝わってきた。



    この美しい宝石のようなものは、ケイソウと言って、プランクトンなのだそうである。
    会場には、汚い水の入った桶も展示されていて、美しい写真と対照的だった。
    当時の写真家も汚い水を覗いてみたらすごい奇麗な世界が入っていて、どんなにびっくりしただろう。

    細菌学の開祖Robert Koch、ドイツ光学の父Johann Diedrich Möller、写真作家のAlfred Ehrhardt、Claudia Fährenkemper、Carl Strüwe‥そうそうたる顔ぶれである。

    しかし、時代を追うごとに様子が変わってくる。電子顕微鏡の登場によって、3Dとなり、断面だけを見ると奇麗だと思われた物が、やっぱりよく見ると、気持ち悪い、と気付くのである。



    これはおいしいチコリの花粉だそうである。この工業製品のような形は何なのだろう。写真家Andreas gebertの焦りが伝わってくる。
    自然は円錐、円筒、球である、と言ったのはセザンヌだったか。さすがセザンヌ‥

    私たちの頭の中はいろいろな物が駆け巡り、青ざめながら帰路に着いたのである。
    | 作家たち | 04:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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