いち丸

図の研究。アート。科学。
あなたのメジャーは?
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     「部屋の大きさはどのくらいですか?」
    「10畳くらいですかねえ‥」

    大きさを畳で測るという感覚、日本人では普通だが、
    海外在住日本人も部屋に畳がないのに、このように答えるものである。

    さて、驚くべきは、うちの寿司職人である。
    寿司職人30年だけあって、大きさの基準はすべて海苔の大きさ(19x21センチ)なのである。

    先日は15キロものマグロの切り身を切っていた。
    のり巻きにした時に無駄がでないよう、海苔と同じ大きさに
    切るのだが、職人は自分の手を使いながら、長さを測りつつ切っている。

    寿司職人「私の手の大きさは19センチ!ちょうど海苔の幅と同じ大きさでさあ!それに親指の幅を足すと、海苔の長さ21センチになる。」

    私「そういえば卵焼き器も21センチだし、寿司業界ではその大きさが基準なのですね。」

    寿司職人「ちなみにiPad、あれも、19センチ。ちょうど海苔と同じ幅だわ。ちょうど海苔で画面が隠れるね。」
    寿司職人「ドイツ人女性は大柄で、ちょうど海苔一枚分日本女性より大きいねえ。」

    寿司職人「私の家は狭くて、ちょうど海苔300枚ぶんくらいの面積」

    私は寿司職人の頭の中に、1海苔という独自の単位があることに気付いたのであった。


    | - | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
    本日の作品:太極拳金魚
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      太極拳24式をする金魚の絵を制作。

      太った金魚と一緒に太極拳を覚えよう。



      さりげなく明日、バイト先の寿司屋に貼っておこう。
      | - | 06:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
      客寄せオウム魚の絵
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        本日は店に飾る浮世絵風の絵を制作した。こんな単純な絵なのに、10時間もかかってしまった。
        国芳の金魚の絵が好きなのだけれど、せっかくなので、お客さんに魚を覚えてもらいたいと思い、寿司ネタのパパガイフィッシュの絵を描いた。
        パパガイとはオウムの意味で、この魚は本当に、オウムのような顔で、唇が分厚く、出っ歯なのである。
        ちなみにパパガイフィッシュは白身でシコシコした食感である。

         
        | - | 06:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
        無を描く
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          グローバリゼイションが進み、日本語もかなり知られているんだなあと驚くことがよくある。
          我が寿司屋でも、エダマメ、ウドン、ウナギ、トロ‥などはそのまま日本語名である。

          食べ物だけでなく、国際語となっている日本語には、「Reiki」(霊気)などといったスピリチャルな単語も多い。

          今日はある友人から「Mu」(無)、「Ku」(空)とは何かという質問を受けた。

          なるほどwikipediaにもそれらの項目があって、びっくりした。

          友人はどこからか古い時代の画家や書家は、「無」や「空」を表現した、という情報を得てきたらしい。

          「じゃあさ、無や空ってどう描くの?」
          と食い下がってくる。

          そんなの専門家に聞いてくれ〜と思ったが、
          密になっている部分と余白との対比によって表現するんじゃないかな、とごまかした。

          その後、その質問は心に残って、考え込んでしまった。
          無を描くとは何なのだろう。

          そもそも無を見つけるということが、とてもつなくむずかしい。

          一説には釈迦が無の思想を確立したから、インド人がゼロを発見したという説もある。

          無を表現するとはすごい発想である。

          そういえば、思い出した。漫画で無音を「シーン」と表現するやつ。
          あれもやっぱりすごいな。今度はその人に手塚治虫をおしえてあげよう。
          | - | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
          なんちゃって日本風
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            ドイツ人はとにかくよく壁を塗る。
            引越時はもちろんのこと、ちょっと壁が汚れれば、さっとひと塗りする。

            ポーの黒猫という小説、子供の時は、なんと馬鹿馬鹿しいアイデアだと思ったけれども、あれも大いにありえる。築100年のこの建築は、おそらく3センチくらいはペンキの層ができているはずだし、ネコくらい埋まっていてもおかしくはない。

            そんな標準的な古いアパートの1階にある我が寿司屋。ベルリン初となる「Izakaya(居酒屋)」を生み出そうとしている。
            日本びいきのデザイナーT氏が内装を担当して、奮闘している。しかし、どうしても、居酒屋っぽくならないのである。白い壁のせいだろうか。


            構造上何の理由もない梁が出現した


            天井を見上げると、クラシック調である
            | 日常 | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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