いち丸

図の研究。アート。ドイツ生活。飴細工。
ドイツの小学校で飴細工の授業
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    地元の小学校で飴細工のワークショップをやってくれと頼まれた。

    なんでもその週はプロジェクトウィークなる図画工作に勤しむ週で、その最終日の金曜日、ご褒美に子供達の好きな動物を作って欲しいとのことだった。

     

     

    小学校で一日を過ごした経験は貴重なものだった。

    忘れないように思い出を記しておきたい。

     

    朝9時、ドキドキしながら校内をさまよっていると、窓から子供達の声が聞こえた!

    「お〜い、こっちだよ〜」

    すごく歓迎されている様子で、その時はほんとうにホッとした。

     

    クラスに入ると、子供達の歓迎の歌。

    「ようこそ〜いちまる〜」

    私は子供に慣れていないので、非常に焦る。

     

     

    とにかく子供がやたらと発言する。

    「ドイツ語と英語とどちらをしゃべりますか?」

    ベルリンに生活しているとよく聞くこの質問は子供の時から教育されているらしい。その子たちは英語をしゃべるのも問題ないらしい。うらやましい!

    全ての子供たちが手を挙げ、発言する。こんな風に小さなうちから自分の意見を発言する教育を受けている事に驚く。

     

     

    その週は特別なのか、授業中何度もハリボーがまわってくる。

    腹が減った子はおやつを食べていいようだ。教室にはバケツに入ったリンゴやバナナも用意されている。

     

    最初は私が飴をみんなの前で作っていたが、やはり子供は自分で作りたいらしい。

    飴はかなり熱いので私は触れる温度になってから渡していたが、子供達はそれでは不満だ。

    彼らは熱い飴を割と平気で触るので焦った。

     

     

     

    無事に授業が終わった!なんと子供達に昼食に招待される。大勢の子供達に囲まれ手を握られたり抱きつかれたりする。

    それはこの‥未知との遭遇の名シーン、主人公が小さな宇宙人に囲まれて宇宙船に招待されるシーンにそっくりだ‥

    人生でこんなに人気者になったのは初めてだ。

     

     

     

    子供に手を握られながら食堂に到着。その日のメニューはピラフとスープみたいなソースみたいなやつ。サラダバーがついている。自分で好きな量だけ食べるスタイル。

     

    こんな楽しそうな小学校生活、ほんとうにうらやましい!

     

     

    | 飴細工 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
    溶かした金属で新年を占おう
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      ドイツには大晦日の夜に家族や友だちと集まって「ブライギーセン」で新年を占うという遊びがある。金属をろうそくの火で溶かし、水に入れて急速に冷やし、そのできた形を見るのだ。

       

      ハートは愛、鐘は良い知らせ、花は新しい友だち等々。

       

      誰もがかっこいい形を作ろうとそれぞれのやり方を試みる。

      すばやく一気に水に投入したり、スプーンの角度を調整したり。

       

      さて、このブライギーセン、健康を害する可能性があるとして今年から販売禁止になるそうだ。

      今年の年末はもう占えないのだろうか。今のうちに買い占めておこう。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      | 遊び | 05:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
      本の表紙
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        本の表紙を描いたので、よろしくね!

         

         

         

         

         

         

        JUGEMテーマ:アート・デザイン

        | - | 16:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
        10年に一度のアートの祭典ミュンスター彫刻祭
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          ミュンスター市では10年に一度、町をあげて「彫刻祭」を開催する。私たちはさらに電車でミュンスター市へ。

           

          訪問者は地図を片手に自転車で町中のアートを探しながら巡るのだ。

           

          「おお、これはイリヤカバコフの名作だ。」ゴロリ

           

          アンテナのようにしか見えないが、そこにはカバコフからの暖かいメッセージが書かれているのだ。

          「さあ、みんな。寝っころがって空を見上げてみよう。見上げた空はこれまでの人生の中で一番美しいだろう」

           

          「そういえば最近空を見上げてなかったな。」

           

          そして次はブルース・ナウマンの傑作「Square Depression」。

          ミュンスター大学の化学部の庭に作られているのだ。

           

           

          その庭に掘られた四角錐を見て、いち丸は最近読んだ本を思い出した。

           

          「ヘイ、いち丸。アキレスと亀の話を知っているかい?」

           

          アキレスと亀が追いかけっこをしているんだ

           

           

          アキレスがA地点まで着くとき、亀はB地点に着いている。アキレスがB地点につくと、亀はさらにさきに進んでいる‥そしてアキレスは永遠に亀に追いつく事ができないという話だ。

           

          「でも違うんだ。空間っていうのは、何もないわけではなくて、空間の量子からできているんだ。」

           

          「例えば地球の全ての物質は細かく見ていくと、分子そして原子からできている。それ以上細かくするとその物質ではなくなってしまう。」

           

          「空間も量子からできているから、空間を無限には分割できないんだ。」

           

          「この掘られた空間は空間でもあり粒子のようにも見える‥すばらしい作品は心に残って忘れられないものなのだなあ。」

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          JUGEMテーマ:アート・デザイン

          | - | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
          5年に一度のアートの祭典ドクメンタ
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            ベルリンから3時間半、カッセルという都市へ向かう。5年に一度の芸術祭。このシーズンは世界中からのアートファンで町が賑わう。

             

            ここがドクメンタのメイン広場!アルゼンチンのアーティスト、マルタ・ミヌヒン(Marta Minujin)の作品「Parthenon of Books(本のパルテノン神殿)」

            細かく見える点々は一冊一冊の本でできているのだ!

             

            なんと会期中にもかかわらず、もう撤去作業しているので驚く。

            「まだ会期は2日あるのにひどい!」

            と同時にその行動はドイツ人らしいとも思う。

             

            ‥と思ったらそれは誤解だった。

            なんと入場者に本を配っていたのである。

             

            いち丸がもらった本はこれ。

            「トーマスマンのエッセイ」

            「フリードリヒシラーのメアリースチュアート」

             

             

            説明によると‥

            「ナチス時代にこの場所で焚書が行われた。この神殿は10万冊の当時の発禁本でできている‥」

             

            調べてみると確かにそうであった。

            有名なトーマスマンもシラーも当時は禁止だったのだ。

            複雑な思いで本を鞄に入れた。

             

             

             

             

             

             

             

             

            JUGEMテーマ:アート・デザイン

             

             

             

             

            | 作家たち | 02:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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