いち丸

図の研究。アート。ドイツ生活。飴細工。
10年に一度のアートの祭典ミュンスター彫刻祭
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    ミュンスター市では10年に一度、町をあげて「彫刻祭」を開催する。私たちはさらに電車でミュンスター市へ。

     

    訪問者は地図を片手に自転車で町中のアートを探しながら巡るのだ。

     

    「おお、これはイリヤカバコフの名作だ。」ゴロリ

     

    アンテナのようにしか見えないが、そこにはカバコフからの暖かいメッセージが書かれているのだ。

    「さあ、みんな。寝っころがって空を見上げてみよう。見上げた空はこれまでの人生の中で一番美しいだろう」

     

    「そういえば最近空を見上げてなかったな。」

     

    そして次はブルース・ナウマンの傑作「Square Depression」。

    ミュンスター大学の化学部の庭に作られているのだ。

     

     

    その庭に掘られた四角錐を見て、いち丸は最近読んだ本を思い出した。

     

    「ヘイ、いち丸。アキレスと亀の話を知っているかい?」

     

    アキレスと亀が追いかけっこをしているんだ

     

     

    アキレスがA地点まで着くとき、亀はB地点に着いている。アキレスがB地点につくと、亀はさらにさきに進んでいる‥そしてアキレスは永遠に亀に追いつく事ができないという話だ。

     

    「でも違うんだ。空間っていうのは、何もないわけではなくて、空間の量子からできているんだ。」

     

    「例えば地球の全ての物質は細かく見ていくと、分子そして原子からできている。それ以上細かくするとその物質ではなくなってしまう。」

     

    「空間も量子からできているから、空間を無限には分割できないんだ。」

     

    「この掘られた空間は空間でもあり粒子のようにも見える‥すばらしい作品は心に残って忘れられないものなのだなあ。」

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    JUGEMテーマ:アート・デザイン

    | - | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
    5年に一度のアートの祭典ドクメンタ
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      ベルリンから3時間半、カッセルという都市へ向かう。5年に一度の芸術祭。このシーズンは世界中からのアートファンで町が賑わう。

       

      ここがドクメンタのメイン広場!アルゼンチンのアーティスト、マルタ・ミヌヒン(Marta Minujin)の作品「Parthenon of Books(本のパルテノン神殿)」

      細かく見える点々は一冊一冊の本でできているのだ!

       

      なんと会期中にもかかわらず、もう撤去作業しているので驚く。

      「まだ会期は2日あるのにひどい!」

      と同時にその行動はドイツ人らしいとも思う。

       

      ‥と思ったらそれは誤解だった。

      なんと入場者に本を配っていたのである。

       

      いち丸がもらった本はこれ。

      「トーマスマンのエッセイ」

      「フリードリヒシラーのメアリースチュアート」

       

       

      説明によると‥

      「ナチス時代にこの場所で焚書が行われた。この神殿は10万冊の当時の発禁本でできている‥」

       

      調べてみると確かにそうであった。

      有名なトーマスマンもシラーも当時は禁止だったのだ。

      複雑な思いで本を鞄に入れた。

       

       

       

       

       

       

       

       

      JUGEMテーマ:アート・デザイン

       

       

       

       

      | 作家たち | 02:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
      誰でもエッシャーになれるアプリ:iOrnament
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        iOrnamentはお絵描きソフト。

        指で描いた線を自動的に繰り返し模様にしてくれる。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        JUGEMテーマ:アート・デザイン

         

         

         

         

        | タイリング | 15:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
        ひも絶望工場編3:果てしなく長い二日目。
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          朝10時出勤。

           

          そして今日もひもを結ぶだけの作業。

          長い一日が始まる。

           

          いち丸の心は宇宙へ飛んだ。

           

          ある宇宙船が旅立った。

          宇宙船には長いロープがついていて、片方は地球につないでおき、片方は宇宙船にくくりつける。

           

          宇宙船は冒険しながら宇宙を一周し、地球に戻って来る。

           

          手元にはロープの両端があり、それを持ったままロープ全体を手元に引き寄せる。

          ローブを全部回収できたら宇宙は大体丸いと言えるらしい。

           

          宇宙の形がドーナツ形だと、ロープが引っかかって回収できない。

           

           

          ‥という話をテレビで見たな‥

          このひもで、宇宙の形を調査しよう。

          ‥なんちゃって。クッソー。10時10分か。まだ10分しか経ってない。宇宙を旅したというのに。

           

          このひもの正しい使い道はこれ!

           

          ひもを口から肛門に通して内臓を掃除するのだ!

           

          時計を見ると、10時11分。このネタは一分しかもたなかった!

          あと8時間もひもを結び続けるのか〜

          | ひも絶望工場編 | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
          ひも絶望工場編2:緊張の第一日目。
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            仕事は噂通りひもをひたすら結び続けるというものだった。

             

             

            「こんな感じで結ぶのかな!?」

             

             

             

            先輩「ほお〜。いち丸くん、なかなか上手いじゃないか」

             

            なぜかみんなから褒められた。ひもの結び方が良かったのだろうか。

             

            5時50分に片付け始め、6時ぴったりに退社。

             

             

            しかし、考えれば考えるほど怪しい。

            こんな仕事で時給10ユーロももらえるのだろうか。

            家に帰って不安は大きくなるばかりであった。

             

             

             

             

             

             

            | ひも絶望工場編 | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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